2014年7月 記事一覧

マレーシア航空機が撃墜されてから10日間が経つ。その間、台湾澎湖島での飛行機事故、アルジェリア航空機のマリでの事故で、460名を上回る犠牲者が出ている。

 

さらにイスラエル、ハマスの紛争で多くの民間人を含む1000人以上の死者が出ていると報じられている。 本当にあっという間にきな臭いものが地上に広まり、殺伐とした雰囲気が世界を覆う。このような事件や事故については、その原因を正確に究明することが不可欠であり、証拠を隠滅するようなことは断じてあってはならない。

 

マレーシア航空機の件でも、墜落現場が保存され、フライトレコーダーや破壊された機体の損傷部分がそのままに残っていれば、どういう武器でどの部位にどういう角度で武器が衝突し爆発が起きたのか原因がつかめる可能性は高まるであろう。逆に証拠隠滅がなされれば、そのこと自体が極めて問題だと言わざるを得ず、それ自体が大きな犯罪にもなりかねない。 民間機を撃墜するようなことは、そのような行為を行ったものに対する責任追及と保証を請求することにより、場合によっては戦争の大きな抑止力にもなると思う。

 

そうした観点からも日本も積極的に事実解明を求める国際世論と力を合わせ、2度とこのような過ちが繰り返されないよう強い態度で対応していく役割があると思う。 アメリカの高官からも同様の要請があったように報道されていたが、国際紛争を拡大していかないためにも日本の対応は、北方領土問題に影響がどうかといった狭い反応をするのでなく、世界の紛争をいかにして減少させ平和を築いていくのかといった観点からもっと積極的な役割を演じるべきではないかと感じている。

サッカーワールドカップの熱戦が、世界中の人々に連日感動を与えている。世界のスーパースターたちが、毎日信じられないような芸術的なプレーを世界中の人々に見せている。
サッカーを愛する子供たちも、応援のサポーター、パブリックビューに広場を埋め尽くす人々も一瞬一瞬のミラクルプレーに固唾を飲んでいる。世界中の人々が一つのスポーツに興奮を共有する、平和の祭典を皆で喜びあえる貴重な時だ。

 

 

そんな中、7月5日(日本時間)行われたブラジル対コロンビア戦は、今大会で最高のカードの一つ、特に世界中の注目を浴びた最高のゲームの一つだった。主催国ブラジルの若きエース、ネイマールと、コロンビアの同い年22歳のエース・ロドリゲスの対戦も世界中の子供たちに夢と勇気を与えたものだった。

 

 

ところが、ご承知のようにブラジルのスーパースター、ネイマールが後半、試合が終わる直前に背後からアタックをかけられ腰椎骨折、そのまま負傷退場、ワールドカップから離脱することになってしまった。ファンの悲しみやショックは大きい。準決勝から決勝へ向けてのネイマールの活躍、スーパーヒーローの誕生を夢見ていた少年たちの悲しみも大きい。

 

 

スポーツだから、怪我をしてしまうことは避けることはできない。アタックをかけたコロンビアの選手もわざと怪我をさせてやろうと思ったわけではないだろう。だが、同時に世界中の人々が注目しているワールドカップの最高のカードの中でミラクルプレーを連発するスーパースターが傷つき無念の涙と共に去っていく姿を見るのは本当に悲しいことだ。サッカーに関係する人々もこれでいた仕方がないのだとあきらめるのではなく、危険行為に対してはもっと厳しくイエローカード、レッドカードを出し、体と体が触れることについてはもっと厳重に注意を払うように監視を厳しくしていくべきではないかと思う。
芸術的なミラクルプレーを連発するヒーローたちは、勝敗を超えて、多くの人々の共通の至宝とも思えるからだ。

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