アメリカで生活していると、ソーシャルセキュリティナンバーという番号が必要になる。
自分自身の番号であり、納税の時も、銀行で口座を作る時も、小切手を使う時も、自動車
免許と一体となって、ありとあらゆる場面で毎日のように使っている。
日本においても、国民背番号制の是非を巡って随分と長きに亘って議論されてきた。
個人のプライバシーとか、制度に対するセキュリティの問題とか、慎重に対応を検討すべ
き課題はあるだろうが、もはやこのようなマイナンバー制度を導入しないでやっていくこ
とはできないのではないだろうか。
こうした制度を導入するということは、行政の効率化を実現することと多くの場合一致す
る。納税も、年金も、住民票や謄本等も、効率よく行政サービスを提供し、行政サービス
を受けていくためには、このような制度の導入は避けて通れない。
税負担の不公平感を排し、行政の縦割りも是正し、かつ行政コストを削減していくために
も、この制度を早急に取り入れていくことが望まれる。
同時に、これまでに何回も指摘され慎重な議論がなされてきたように、システムに対する
セキュリティと個人情報の扱いが安全に行われるよう最善の注意が払われることが強く望
まれることは言うまでもない。

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