世界の注目を集めた米国大統領選挙は、本年11月8日に行われ、予想を覆して、共和党のドナルド・トランプ氏が勝利した。

予想を覆してといっても、8年続いた民主党政権、さらに遡ればブッシュ政権が親子二代にわたり12年間、民主党候補者だったヒラリー・クリントンの夫、ビル・クリントンの8年間を思い起こせば、ヒラリー・クリントン氏から見れば随分と近い人たちがひしめいているところに立候補した感じがする。さらにヒラリー自身、オバマ政権で国務長官を四年間務めていたことを思えば、新しい政治に新しい風を期待し、アメリカ社会が望み適切な判断したのだとみることもできるだろう。

また、暴言を吐くトランプ氏に対し、多くのマスコミがクリントン氏側につき、クリントン氏を支持し、有利であるといった情報を流し続けていたことも予期せぬ結果を印象付けることとなった。

大統領選挙はおよそ2年にもわたる候補者選びから始まり、1年間以上にわたり全マスコミを通じ最終大統領の選択を全世界の注目の中、行うのだ。人々が考え、次の4年間を託す大統領を自分自身の一票を通じ選択するのだ。

 

トランプ氏は、幼少の頃から、70際に至るまで、ビジネスマンとしての人生を送ってきた。ビジネスマンは当然に収益を目指す。法人税を35%から15%にまで抑え、アメリカファーストの政策を追及し、不法移民者には塀を作り、在日米軍の費用は日本にもたせ、TPPは死に体、アメリカファーストの対外政策。最強の経済を作る。さあ一緒に稼ごう! といったところだろう。しかしそれと同時に「どの国とも公平に付き合うと国際社会に伝えたい」と表明している。

ビジネスには、公平で公正であることが欠かせない。日本も手強いビジネスマントランプ氏と五分以上に渡り合って強い日本経済を作っていくことが望まれる。真の意味でのギブアンドテイクの良き関係が構築されることが望まれる。大変楽しみなことだ。

 

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