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保護主義の脅威

2016年11月28日 | 時事問題

トランプ氏は、TPPに加わらないことを明確にしている。

しかしながら、どんな国でも貿易の必要性を感じない国はないだろう。

1929年10月、世界大恐慌が始まり、1932年、1933年の世界貿易は大恐慌前に比して約3分の一に激減した。主要国のほとんどがそのため経済苦境に陥り、経済不況の辛酸をなめることとなった。

 

その間ドイツにおいてはナチスの急激な台頭、そして1933年にはヒトラーの首相就任等、第2次世界大戦の勃発に向かってまっしぐらに走り始める。日本においても、1932年国際連盟脱退、同年満州国建国等、太平洋戦争勃発に向けて多くの事件が巻き起こっているのだ。保護主義はまた新たな保護主義を呼び、不況はさらなる不況をもたらすのだ。

今の世の中は、昔と違って簡単に戦争ができるといったものではないかもしれない。しかし、歴史は急速に戦争に向かっていった事実を示し、大きな脅威が控えていることを知らしめているのだ。

 

アメリカはこれまでにもモンロー主義など、アメリカファーストの孤立主義的な政策をとったことがあるのは事実だ。しかし、貿易のもたらす極めて大きな経済的なメリットを享受していくことは極めて重要である。実際にアメリカのビッグ3がアメリカで消費する車をアメリカに逆輸出しているようなケースも極めて多い。

トランプ氏がアメリカを豊かにしたい気持ちはよくわかるが、貿易のもたらす極めて大きなメリットを相互に交換することにより、グローバルな成長が早く実現できることを優秀なスタッフとともに再認識すべきだと思う。

 

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