本年1月7日、横浜地検川崎支部から、弁護士と接見中の容疑者が逃走し、大ニュースになったことは記憶に新しい。地域住民は大きな不安を感じ、警察は4000人体制、パトカー900台、それにヘリコプター、船籍も動員し大規模な捜索にあたったと報道されている。

 
地検、県警の大失態である。国民の負担する血税も大きなものがあっただろう。
また、本件が発生したことの発表が1時間半も遅れ、顔写真の発表も2時間も遅れたことも逃走を長引かせ、不安を拡大した要因でもあろう。

 

 

容疑者の逃走が起これば、住民は大きな不安を持つことは当然であり、またその容疑者も逃走のために起こさなくてもよい事件や事故を引き起こしてしまうこともあるだろう。海外でもこのような逃走事件は次の犯罪につながり、カーチェイスなどが起これば犯人の射殺といった事態にまで至ることもないわけではない。
これに対し、横浜地検次席検事、松井検事正、神奈川県警石川本部長も「地域の皆様に大きな不安を与えたことをお詫び申し上げます」として謝罪した。

 

 

しかし、本件は地検の責任と県警の責任がどうなっているのか部外者にはわかりにくい。何がどういう経緯の下でこのようなことが起こったのか、責任の所在はどこにあるのか明確にすべきだと思う。容疑者の逃亡といったことはこれまでにも皆無ではない。しっかりとした事実関係の確認とその改善を図り2度とこのようなことが起こらない責任体制を確立することが大切である。マスコミもそういった観点から今後も引き続きよく注意を傾倒してほしいと願っている。

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