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カジノ法案

2016年12月12日 | 時事問題

日本におけるカジノ法案が、国会で審議されている。大変短期間の審議であり、問題も多いことから、マスコミをはじめ、慎重な議論を期待する向きも多い。

問題となるのはギャンブル依存症の増大が懸念されること、マネーロンダリングの温床となることへの不安、賭博罪との関係、経済成長に本当に資するかといった疑問等であろう。

韓国の江原ランド(カンウオンランド)は、よくマスコミでもとりあげているが、カジノの周りに質屋が並び立ち、質流れとなった車が、多数並べられている。

ギャンブル依存症の数は日本でも数百万人といわれ、自殺者や、ホームレスの数もカンウオンランドでも急増している。

そもそも、賭博罪は、通説は、公序良俗、すなわち健全な経済活動及び勤労への影響と、副次的犯罪の防止であるとしている(最大判昭和25年11月22日刑集4巻11号2380頁)。具体的には「国民の射幸心を煽り、勤労の美風を損い、国民経済の影響を及ぼすから」と説明されている

日本は競馬や競輪、オートレースやパチンコ等々すでにギャンブル大国になっているともいわれている。

本来の賭博法の趣旨をよく理解し、現在行われているギャンブルも含め、如何にしてギャンブル依存症の問題を最小限にするのか、今一度真剣に見直しをするべきではないだろうか。一人の自殺者も出さず、ホームレスや家族離散といった惨事を社会にもたらさぬよう、慎重に考えていくべきではないかと思う。

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