今回の日本におけるサミットは、オバマ大統領の広島訪問もあり、歴史的な意味も深く持つ意義のある会議となった。伊勢志摩の気候も良く、日本の良さも堪能できるものであったろうと思われる。

しかし、5月29日(日)の16時から行われた池上彰氏の番組(16時、テレビ東京、夕方の池上彰ワールド)でも同氏が言っていたが、オバマ大統領の広島訪問という歴史的な出来事の陰に、サミット全体の印象が薄くなった感が否めない。池上氏も言っていたが、アジアからの首脳も来ていたということさえ多くの人は知らなかったのではないだろうか。

 

それぞれの首脳は、オバマ大統領はアメリカの次の大統領のことを、イギリスはEU離脱問題、ドイツは難民問題、オーランド氏は急激な支持率低下を、カナダは自身の結婚記念日、安倍首相も消費税と次の選挙が、それぞれ気がかりだったかも知れない。

西欧においては首脳同士いろいろな機会によく会っていると聞いた。どのくらいの頻度かは知らないが、おそらく仰々しくない感じでお互いに時々会って様々なことを話し合っているのだろう。日本は離れた島国であるため、どうしても構えた形になってしまうのではないだろうか。食事は何か、お土産は何か、夫人のおもてなしは何か等々、大切なことだとは思うが、それぞれの首脳が思い悩んでいる問題を気楽に相談にのってあげられるような会合を持つことも必要なのではないかと感じるところである。

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