4月16日に起きた韓国船セウォル号の沈没は、大変に痛ましく、無念さは限りない。
特に人生これからという若い高校生が多く犠牲になったことを思うと、さらにその悲惨さと家族の悲しみが思いやられる。
今回の件で大変大きな問題と思われるのは、繰り返し行われたという「そのまま動かないように」という船内放送だ。初期の段階で脱出命令や誘導が行われていれば、これだけの大惨事にならないですんだ可能性も指摘されている。

 

4月16日

午前8時48分事故発生。
午前9時10分海洋警察、救助活動に向かう
午前9時40分5人を救出
午前10時15分頃「海に飛び込む状況に備えてほしい」と船内放送
午前10時半頃、船が90度以上傾く
午前11時20分、水深37メートルの海底に沈没
と報道されている。
事故や災害にあったとき、最も重要な事の一つは的確な情報をリアルタイムに得ることだ。
最大の情報は視覚により事態の全体像を早く掴むことだと思うが、傾いた船室にじっとしている状況では、どう判断すべきか視覚による情報の取得が難しかっただろう。
事故発生からわずか1時間以内に救出が始まっており、さらに沈没までには1時間位の時間はあったはずだ。船内にいた乗客に脱出命令が出て、外の状況を視覚に持たせることができていればこれほどの惨事にならないで済んだのではないだろうか。
返す返す無念で、取り返しのつかない悲しい大惨事だ。

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