日本でも人気の高い、ミャンマーの非暴力民主化運動の指導者、アウンサー・スーチーさん率いる国民民主連盟(NLD)が民主化を勝ち取るか否かをかけた総選挙がきょう実施された。あと数時間の内にも結果が出るだろう。長い軍事政権を経て、今日どのような結果となるのか、世界が注目するところである。

 

日本のような民主主義国家からすれば、民主的な社会は人々が自由に暮らし、基本的人権が守られていることは当然であり、そのような国が数多く誕生していくことは何といっても重要なことだ。スーチーさんも長い間非暴力民主化運動を指導してきたが、すでに70歳となっている。早く民主化を実現したいとの思いは強く伝わってくる。

 

ミャンマーの民主化は、一国のことにとどまらず、他のアジア諸国にも様々な影響をもたらすであろう。おりしも中国と台湾のトップ同士が戦後初めての会談を行ったところであるが、中国のような巨大な国が、民主主義とは異なる政治体制をとっていることには、民主主義体制を持つ諸国から見ればとても理解しがたいところだ。台湾との関係、香港との関係、また北朝鮮との関係等アジア諸国でもっと強力に平和かつ協力的な関係を築いていく上で、同様の価値観を共有していくことは大変に意義のある所だ。

ミャンマーの選挙が、近隣諸国に対しても良い影響を与えることを願うところである。

ページ上部に