今月8日から9日にかけて、太平洋側を中心に大雪が降り、東京では積雪27センチという45年ぶりの大雪となった。たまたま土日にかけての大雪だったため、通勤等への影響は限定的だったものの、部分的には市民生活への影響は大変大きなものがあった。

 
例えば、成田国際空港へ向かう旅客は京葉道路やレインボーブリッジを経由する高速道路等、空港へ向かう高速道路が閉鎖されたため、空港へのアクセスがほとんど失われた。車や空港リムジンバスは利用できず、成田エクスプレスも午後2時過ぎまで不通となった。利用が再開されてからも成田東京間に3時間以上もかかるといった状態であり、空の便はほぼ全面的にダイヤが乱れた。

 
アメリカに向かうマー君一家も、東京から成田に行くのに8時間半もかかったという記事が出ていたが、プライベートジェットのない市民は予定のフライトは絶望的だった。

 

 

成田のような場合、高速道路というインフラが閉鎖されるとその影響は極めて大きい。車、バスやトラック、鉄道等のインフラも維持することができず空港自体があっという間に陸の孤島と化すことになってしまう。なぜなら、そこに必要な人、モノ、情報がどうしてもそろわなくなるからだ。

 

 

45年ぶりの大雪ともなれば、道路利用者の安全や事故対策など懸念を抱くのは当然だ。しかし、道路のようなインフラを閉鎖するときにはその結果として、鉄道も、飛行機も、極めて甚大な影響を受け、その機能を大きく失うことになることを予想しなければならない。

 
道路は、高速道路や幹線道路は24時間絶えることなく車が走り続けるので、雪は積もりにくい。東京の首都高や幹線道路も極めて短時間のうちに雪のほとんどを見なくなった。
逆に一旦閉鎖すれば、その再開に要する時間と労力は大変なものだ。

 

 

道路という大きなインフラという機能を思えば、除雪等のあらゆる手段を駆使して、できる限り閉鎖を最小限に抑えるべきことは重要なことだろう。

 
雪の多い北国においても、道路の閉鎖等は生活をしていく上でそう簡単にはできないのではないだろうか。

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